不安の解消に・・・その1【薪ストーブのお手入れ】
このサイトをご覧になっている方には、BESSのお家にずっと興味があって頻繁に覗いてくださっている方もいれば、「木の家」「ログハウス」「ガレージ」(?!)などの検索ワードから辿りついた方もたくさんいらっしゃることと思います。
おかげさまでたくさんの方に訪問いただいていることに、スタッフ一同よりあらためて感謝申し上げます。
これからもたくさんのオモシロネタをアップしていきますので、楽しみにお待ちくださいね。
検索サイトからの訪問者が多いのはどのサイトでも同じだと思いますが、住宅とは別のカテゴリからの訪問者が少なくないのもBESSの特徴で、先程挙げた「ガレージ」もそのひとつ。
(ガレージ単体では販売していないのにもかかわらず、です(笑))
そして、別カテゴリからの訪問のきっかけで最も多いのは、やはり「薪ストーブ」。
BESS浜松のご契約者でもおよそ7割くらいの方が設置されますので、BESSを選ぶうえでのひとつの大きなきっかけなのだと思います。
ストーブを「くらし自慢」の重要なアイテムのひとつとして考えているので、こういうきっかけでBESSを知っていただけるのは本当に嬉しく思います。
前置きが長くなりました。
薪ストーブに関心がある方にとっての不安は、大きく分けて三つ。
1. 費用
2. メンテナンス
3. 薪の調達
1は、それなりにかかります。安心してお使いいただくためには必要なコストが発生します。設置をいただく際には詳しくご説明をして、ご納得いただけるまでしっかりご案内をいたします。
設置を決めたあとについて回る不安が、2と3です。このふたつについて、シーズンオフのこの時期に簡単にご説明をしたいと思います。
意外に思われるかもしれませんが、薪ストーブのメンテナンスってそれほど難しくありません。
「いやそりゃ慣れているからでしょ?」
とのツッコミも聞こえてきますが、ホントに意外に簡単なんですよ。
なぜでしょうか?
それは、薪ストーブじたいの構造によるんです。
薪ストーブって、ものすごく単純な構造をしています。
最も複雑な構造をしているであろう触媒を利用したタイプであっても、簡単な工具で10分もあればバラバラにできてしまうくらい。
汚れたら、バラして汚れを落として、組みなおす。
きっとガンプラを組み立てるよりも簡単にできてしまうことに、多くの方が拍子抜けされることでしょう(笑)。
(画像はダッチウェスト社の薪ストーブメンテナンスのページ。http://www.dutchwest.co.jp/howto/maintenance_step.html)
ストーブ本体のお掃除は、毎年必要というほどでもありません。
お使いの薪の状態などにより変わりますが、内部にこびりついたタールが分厚くなってきたり、あちこちにある「ガスケット」と呼ばれる密閉度を上げるための部品の傷み方を目安に行なっていただければ充分です。
・・・すこし気楽になっていただけましたか?
ストーブ本体のメンテナンスはもとより、もっともっとみなさんが懸念されるのが「煙突のお掃除」です。
サボると火災の原因になりかねませんので、煙突掃除はオフシーズンにぜひしっかりとお願いしたいと思います。
ストーブ本体のお掃除よりも重要度が高く、毎年必ず行ってほしいのです。
こうやって書いてしまうとやっぱりちょっとコワいものと感じてしまうでしょうか?
「あの高くて、三角にトンガったログハウスの屋根に登るなんて・・・」と感じた方も多いことでしょう。
・・・いえ、煙突掃除は室内からものすごく簡単に済ませてしまうことができるんです!
「いやだから、それは慣れてるからでしょ?」というツッコミがふたたび聞こえますが、これまたそんなことはないんです。
はじめての煙突掃除を比較的簡単に、そして一時間程度で終えたオーナーさんがいらっしゃいます。
その実況が、こちら。
浜松市内でカントリーログハウスを建築くださった、BOBでも有名なS様邸での様子です。昨年秋に行ってくださった様子を克明にブログに載せてくださいました。
とても丁寧で、画像もわかりやすいページです。おそらくこれをご覧いただければ、すこし抵抗が和らぐのではないでしょうか?
煙突掃除は、ストーブを使用する少し前、つまり夏の終わりごろから秋にかけて行うことをおすすめします。いまの時期ではすこし早いかもしれません。でももしよかったら、練習がてらやってみてはいかがでしょうか?
もちろん私たちスタッフからも丁寧にご案内をいたしますし、ストーブ設置の際にもしっかりとご案内いたします。
ただ、敷居が高いと思っていたストーブメンテナンスが「たいしたことないかも・・・」と感じていただける方がすこしでも増えれば、と思います。
そして、薪ストーブへの関心がいっそう高まるのであれば幸いです。
お手入れをしっかり行って、つぎの出番をワクワクしながら待ちましょうね!
(プジョ男)
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